備えあれば憂いなし

扉 Growth record

「備えあれば憂いなし」
前もって準備を整えておけば、いざという時に何が事が起きても心配無用。

Weblio辞書

怒りを覚えた時、あなたはどのような行動を取りますか?

昔は、受話器を叩き割ったり、壁に正拳突きをしたりと色々な人がいたものです。
昨今はハラスメント撲滅ぼくめつ運動の甲斐もあり、怒りを表に出す人は随分減った気もします。

私は、抑えられない”怒り”を小石に転嫁てんかして解消しようとしたことがある。

天高く足を振り上げ、小石めがけて振り抜いた。
飛んだ靴を茂みかき分け捜索する中で、怒りは徒労へと変わったという経験。

一方、カッ飛んだ小石は、大気圏を抜けて月に直撃(したと思われる)。
月のクレーター(くぼみ)のいくつかは、少年の怒りが原因である可能性もある。

まさに、怒りは隕石級

月の土地も私有地※1となりつつあるので、「怒りのコントロール」を覚えて、人様の土地を荒らさないようにしたいものだ。
※1 月の土地を権利化する方法

ちなみに、うちの息子はお決まりのパターンを持っている。

リビングの扉を叩く”こと。

彼は、

壁ドンドン

と呼んでいる。

少し前に、流行語になったような「キュン」要素は全く含まない。

「壁ドンドン」
怒りを覚えた時に、発生現場とは無関係のリビングの扉に、怒りをぶつける行為。
なぜリビングの扉なのか、壁と言いつつ扉なのはなぜか、理由は明かされていない。

息子語録

ただ、子どもと言えどもあなどるなかれ。

家全体に揺れを感じる規模感で、屋外にいても音で「やっているな」とわかるほど。
頻度は、1日に3〜5回ほど。

よくハウスメーカーのCMで、「震度◯の地震に100回耐えた家」というようなうたい文句がある。
営業マンに話を聞くと、ライフサイクルの中で発生する地震の回数・規模を想定して、設計、評価をしているとのこと。

そうなると、うちの家は自然現象の地震に加えて、人為的な地震が発生する分、早めに寿命を迎える可能性がある。

ただ、こうなることも見越していた私。
(特別な力を使ってしまったのかもしれない。)

幼い頃から”福耳”のせいか、休み時間になると席前に行列ができ、「私の耳たぶを触って拝む」という、通称 ”仏タイム”があった。

全く自覚はないが、仏の力が宿っているのだろう

今回の地震での倒壊については、
今よりも豪華な家にグレードアップできる仕組みを構築している。
(掛け金なしで)無料で建て替え+(一般的な保険の)保険金が受け取れるというもの。

息子よ!
親の注意を最大限引くために考え付いた方法だと思うが、痛くもかゆくもないぞ!


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