『山椒(サンショウ)は小粒でもピリリと辛い』
(山椒の実は小さいが非常に辛いところから)
からだは小さくても、気性や才能が非常に鋭くて優れていることのたとえ。
参照:広辞苑
小さいけれど、侮るなかれ!
<本日の一コマ>
- 朝から大雨が降りしきるある日の午後。
- 妻は買い物に出かけ、2歳の息子とお留守番。
- 室内での遊びを一通りやり尽くし、「次、何しようか?」と息子に問いかけてみる。
「お庭で遊びたい」と、息子は答えた。
私は諭すように、
「雨に濡れて、風邪を引いてしまうから、お庭では遊べないんだよ」と答えた。
まだ、言葉の全てを理解できないまでも、「行けない」ということは伝わったはずだ。
しかしながら、息子は諦めていなかった。
カッパ、着ればいいじゃーん!!
私は、「ハッ!」とした。
”雨に濡れる”ことを理由に諦めさせようとした私の主張に対して、”濡れない方法”を提示してきたのだ。
したり顔で見つめる息子。
開いた口が塞がらないパパ。
というまさに下克上の絵面。
この後の展開は、ご想像にお任せするとして、
2歳児に論破された瞬間だった。
《大人あるある》として、
- やらない言い訳を探す。
- 探した言い訳を並べて合理化する。
結局、行動は起こさないという無限ループ。
まずは、やってみて、
途中で「違うな」と思えばやめれば良い。
やめても今には戻らず、一歩前に進んでいるはず。
途中で「違うな」と思えばやめれば良い。
やめても今には戻らず、一歩前に進んでいるはず。
当たり前ではあるが、日々に忙殺される中で忘れかけていたことを思い出すきっかけになった。
結果的に、カッパを着ても走り回れば、”ずぶ濡れ”、”泥まみれ”
ただ、童心に帰ったようで、すごく楽しかった。
息子もゲラゲラ笑いながら雨を楽しんでいた。
この時、この場所、同じ瞬間は二度と訪れない。
ありがとう!息子よ!!
(そして、何も言わずに洗濯してくれた妻に感謝)
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