「劇場のイドラ」
伝統や権威をうのみにし、誤った学説や教えを盲信することから生まれる偏見。イギリスの哲学者・政治家 ベーコン(1561〜1626)
息子が、こども園で新しい手遊び歌を覚えてきた。
ひざ ぽん ひざ ぽん
あたま かた ひざ ぽん
め みみ はな くち 〜 ♪
と歌いながら、体の各部を手で触るというものだ。
触れる(触覚)、め(視覚) みみ(聴覚) はな(嗅覚) くち(味覚)とまさに五感をフル活用する遊びのようだ。
試しに、「五感って知っている?」と息子に問う。
1、2、3、4、5
という回答が返ってくる。
まぁ、噛み合わない。当然と言えば当然、まだ3歳。
パパ、6は〜?
と質問が飛ぶ。
「シックス!センス!!」と咄嗟に答えると、
言葉の響がツボに入ったらしく、笑って飛び跳ねた末、バランスを崩し、トランポリンに尻もち。
その瞬間、頭をよぎったのが”平衡感覚”。
これって、五感のどこに当てはまるのだろうか??
よくドラマや映画では、”特殊能力”が使える人物を第六感を持つなどと表現をする。
そのためか、通常の感覚は、5までしかないと信じて疑ったことはなかった。
しかしながら、”平衡感覚”は五感のどれとも言えない気もする。(直感的に)
早速、ググってみた。
答えは、Gakken キッズネットにあった。
小・中学生の子どもがいる親を応援するサイト。
親の威厳を保つためにも、こういうサイトはすごく役立つ!早速、勉強させていただきました。
【五感】
ヒトの感覚のうち、主要なものを総称した言葉。視覚・聴覚・味覚・嗅覚(臭覚)・皮膚感覚の5つをさす。ただし、これらのうちでも皮膚感覚には触覚(圧覚)・痛覚・温覚・冷覚などが含まれているし、これらの他にも平衡感覚・筋覚など重要なものがあるから、数にはこだわらず、「いろいろの感覚」と考えたほうがよい。
触覚は、皮膚感覚の一要素だったのか!?という別の驚きもありつつ、
「いろいろの感覚」というのが答えだ!
さらに、論文なりいろいろと調べてみると、分類方法によっては、20以上あるみたい。わかりやすいものでは、地震時の”振動を感じる”だったり、”方位を感じる”というのも別の感覚として分類されるらしい。考えたこともなかった!
手遊び歌から、「感覚はたくさんある」と知れたのが今回の収穫。
ただ、ドラマや映画を純粋に楽しむためも、脳の片隅にしまっておく情報かもしれませんね!