最新バーションが一番良い!と決めつけていませんか?
最新のモデルがデフォルトですが、–versionまたは–vパラメータを使用するか、/settingsコマンドを使用してモデルバージョンを選択することで、他のモデルを使用することができます。
Midjourneyでは、効率、一貫性、品質を向上させるために、定期的に新しいモデルバージョンがリリースされています。モデルによって得意とする画像の種類は異なりますので、作りたい画像に対して、最適なモデルは何か?を公式チュートリアルから読み解いて行きましょう!
最新モデル
Midjourney V5モデルは、2023年3月15日にリリースされた最新鋭のモデルであります。このモデルを使用するには、プロンプトの最後に–v 5パラメータを追加するか、/settingsコマンドで 5️⃣MJ Version 5を選択します。
このモデルは、非常に高い一貫性を持ち、自然言語プロンプトの解釈に優れ、より高い解像度を持ち、-tileによるパターンの繰り返しなど高度な機能をサポートします。
現行モデル
Midjourney V4モデルは、イメージプロンプトやマルチプロンプトなど、高度な機能をサポートしています。このモデルは一貫性が非常に高く、イメージプロンプトを得意とするモデルです。
チューニングフレーバー
Midjourney Model Version 4には、モデルのスタイルチューニングに若干の調整を加えた、3種類の「フレーバー」があります。V4プロンプトの最後に–style 4a、–style 4b、–style 4cを追加することで使用することが出来ます。
–v 4 –style 4cは、現在のデフォルトのため、追加する必要はありません。
スタイル4a、4bに関する注意事項
–style 4a、–style 4bは1:1、2:3、3:2のアスペクト比に対応。
–style 4cは1:2または2:1までのアスペクト比に対応。
前モデル
以前のmidjourneyモデルには、–versionまたは–vパラメータを使用するか、/settingsコマンドを使用し、モデルのバージョンを選択することでアクセスすることができます。モデルによって得意とする画像は異なります。
プロンプト例:/imagine prompt vivid California poppies –v 1
Nijiモデル
Nijiモデルは、MidjourneyとSpellbrushのコラボレーションで、アニメやイラストのスタイルを生み出すためにチューニングされたモデルです。Nijiモデルは、アニメ、アニメスタイル、アニメの美学について、より多くの知識を持っています。ダイナミックなショットやアクションショット、キャラクターを中心とした構図全般に優れています。
プロンプト例:/imagine prompt
vibrant California poppies --niji
Nijiモデルに関する注意点
Nijiは、–stylizeパラメータをサポートしていません。settingsコマンドを使用し、Style Medを選択すると、すべての–nijiプロンプトのデフォルトスタイル設定にリセットされます。
マルチプロンプトまたはイメージプロンプトをサポートしています。
テストモデル
時折、コミュニティのテストとフィードバックのために新しいモデルが一時的にリリースされることがあります。現在、テストモデルには –test と –testp の2種類があり、-creative パラメータと組み合わせることで、より多様なコンポジションが可能です。
プロンプトの例:/imagine prompt vivid California poppies –testp –creative
現在のテストモデルに関する注意事項 –test および –testp
・テストモデルでは、–stylizeの値が1250-5000の間のみサポートしています。
・テストモデルでは、マルチプロンプトおよびイメージプロンプトはサポートされていません。
・テストモデルの最大アスペクト比は3:2または2:3です。
・アスペクト比が1:1の場合、テストモデルは2つの初期グリッド画像のみを生成します。
・アスペクト比が1:1でない場合、テストモデルは1つの初期グリッド画像のみを生成します。
・プロンプトの前面に近い単語は、背面に近い単語よりも重要な場合があります。
モデルチェンジの方法
バージョンまたはテストパラメータを使用する
プロンプトの最後に –v 1, –v 2, –v 3, –v 4, –v 4 –style 4a, –v4 –style 4b –test, –testp, –test –creative, –testp –creative または –niji を追加します。
設定コマンドを使う
settingsと入力し、メニューからお好みのバージョンを選択します。