生成AIブームの火付け役となった画像生成AI「Midjourney」の登録から使い方までを解説します。
使い方はシンプルで、単語や文章を指定すると、AIがその内容に沿った画像を生成してくれるというものです。初回登録時には、画像25枚までは無料で作成出来ますので、お試しも可能です。以下、生成した画像の例になります。
では、早速、解説していきます。
登録手順
Discordの登録
Midjourneyは、「Discord」というグループウェア上で動くため、Discordアカウントを作る必要があります。
Discordは2015年にリリースされたアメリカ発のチャットサービスで、全世界の月間アクティブユーザー数は1億5000万人以上とされています。DiscordはスマホやPC用の専用アプリがあり、ブラウザ上でも利用できます。今回はPCのブラウザでのインストール方法をご紹介しますが、スマホアプリ版でも手順は同様です。
Discord公式サイト(https://discord.com/)に接続します。
私はMacPCを使用しているため、「Mac版をダウンロード」をクリックします。(Windowsをお使いの方はWindows版をダウンロード」をクリックします)
ダウンロードしたファイル「Discord.dmg」をダブルクリックして展開します。
DiscordアイコンをApplicationsフォルダにドラッグ&ドロップします。
「Launchpad」をクリックして、先ほどインストールした「Discord」をクリックします。
確認画面が表示されたら、「開く」をクリックします。
最初のログインではアップデートが入りますので、少し待ちます。
ログイン画面が開きますので、登録「Register」をクリックします。
必要情報(EMAIL、USERNAME、PASSWORD、DATE OF BIRTH)を入力後、チェックマークを入れて、「Continue」をクリックします。
「I am human」にチェックを入れてます。
クイズが出題されますので、人であることを証明をします。(なかなか難しい)
ポップアップが表示されますので、全て右上の✖️ボタンで閉じます。
ここまでで、Discordの登録は完了です。
次に、Midjourneyの登録に進みます。
Midjourneyの登録
Midjourney公式サイト(https://www.midjourney.com/)に接続します。
下の画面が表示されたら、画面左の「Join the beta」をクリックします。
「Join Midjourney」をクリックします。
再びクイズに答えて、人間だということを証明します。
あなたの代名詞を聞かれますので適当に選択します。私は「He/Him」を選択しました。
あなたのロケーションを選択します。
DiscordでMidjourneyが開けたことを確認します。
画像生成前の準備(メールアドレス認証)
画像を生成するためには、メールアドレスの確認が必要になります。
左カラムにある「NEWCOMER ROOMS○」>「newbies-○○○」(○は数字)をクリックして入ります。入る場所はどこでもOKです。画面右下の「Resend Verification Email」をクリックします。
※NEWCOMER ROOMSやnewbiesが表示されないことがありますが、「再読み込み」ないしは、「一定時間待つ」ことで表示されます。
認証するメールアドレスが表示されますので、宜しければ「Okay」をクリックします。
先ほど指定したメールアドレスにDiscordからメール送信されていますので、確認して、「Verify Email」をクリックします。
無事に認証されると以下のような画面になりますので、「Discordで開く」をクリックします。
確認画面になりますので、もう一度、「Discrodで開く」をクリックします。
Discordを開けたら、左カラムのMidjourney(船のマーク)をクリックします。
これで、Midjourneyの設定は完了です。
使い方
画像生成の方法
左カラムにある「NEWCOMER ROOMS○」>「newbies-○○○」(○は数字)をクリックして入ります。入る場所はどこでもOKです。
下部の入力欄に /imagine と入れてEnterを押すとpromptが出るので、画像のイメージを英単語や英文で入力してEnterを押します。
以下のように、「スクーターに乗った親子パンダ」を英訳して入れてみました。
初めて画像を生成する場合は、以下のような画面が表示されますので、内容をご確認の上、「Accept Tos」をクリックします。
画像生成が完了するまで1分程かかりますので待ちます。その間にもタイムラインは流れていきますので、自分の生成された画像を確認する場合は、右上の「Inbox」マークをクリックし、生成された画像右上の「Jump」をクリックします。
自分の画像に飛びます。4枚の画像が生成されていることが確認出来ます。
画像をクリックすると拡大できます。なかなかリアルで良い感じですね。
プロンプトについて詳しく知りたい方は以下の記事をご確認ください。
生成画像の解像度UP・修正
生成された4枚の画像のうちの1枚の解像度を上げる場合は、U1〜U4をクリックし、4枚の画像のうち1枚の方向性で再生成する場合は、V1〜V4をクリックします。4枚全てを再生生成したい場合は、U4の右の循環マークをクリックします。
試しに、V3をクリックしてみます。すると、V3の方向性で4枚の画像が生成されます。
さらに、この画像に、ワードを追加する方法を紹介します。
生成画像の条件追加
下部の入力欄に、「/settings」と入力してEnterをクリックします。
タイムラインに、あなたの現在のセッティングが表示されますので、「Remix mode」を追加するためにクリックします。
「Remix mode」のボタンが緑色に変わって入れば設定は完了です。
条件を追加する画像を選択します。画面右上の「Inbox」アイコンをクリックし、条件を追加する画像の右上の「Jump」をクリックして、タイムラインに移動します。
V1〜V4のいずれかをクリックします。
最初に入力した文字列が表示されますので、追加したい文字列を続けて入力します。
ここでは、リュックとヘルメットの追加を指示しました。
出来上がった画像が以下になります。
生成画像の保存
生成した画像を保存する場合は、MidjourneyのWebアプリ(https://www.midjourney.com/app/)から画像を表示します。そして、その画像上で右クリックして、「名前を付けて画像を保存」をクリックします。
使用状況の確認
現時点で、どのくらい使っているのだろう?あとどれくらい無料枠は残っているのだろうか?と心配になった時には、下部の入力欄に、「/info」と入力することで現在の利用状況を確認することが出来ます。
「Lifetime Usage:25images」なので、25枚作成していることが確認出来ます。下図では、35枚まであと、10枚ということが確認出来ます。
プロンプト次第で、使い方は無限大なので、是非、お試しください。